top of page
出展者
卒制14名 卒論3名
イメージを選択すると詳細が開きます。

入れ子とギャンブレル - 山下能瑠
かつて生業の建物であった牛舎や堆肥場。今は離農により倉庫に転用されている。巨大な空間資源が倉庫のままで良いのか。未来への残し方は何なのか。これは既存の旧牛舎や旧堆肥場に着目した新世代の農家の提案である

設計方針とダイアグラム

提案①入れ子構造のゲストハウス
模型写真

提案①入れ子構造のゲストハウス
模型写真

提案①入れ子構造のゲストハウス
アイソメ図

提案①入れ子構造のゲストハウス
アイソメ図

提案①入れ子構造のゲストハウス
断面パース

提案②ギャンブレル屋根の住宅
模型写真

提案②ギャンブレル屋根の住宅
アイソメ図

提案②ギャンブレル屋根の住宅
1階平面図

提案②ギャンブレル屋根の住宅
断面パース

被楽築_空間遷移をレコードに見立て 高橋慶安
「さわれる音楽(被覆する音楽=音楽建築)」の 11曲組コンセプトアルバムを提出します。
小説家ゲーテは「建築とは凍れる音楽である」といい、哲学者ショーペンハウエルは「すべての芸術は音楽の状態にあこがれる」といいました。
音楽には、音に情緒性を付加するさまざまな理論や表現があります。これを建築に翻訳できれば、私たちの身体と感情を聴してくれる空間が出来るのではないでしょうか。本卒業設計では、音楽から発想された 11 曲の被覆する音楽としての建築空間を作成し、聴いて、感じて、そのままにする「ゆるす」建築を指向したコンセプトアルバムを制作します。
小説家ゲーテは「建築とは凍れる音楽である」といい、哲学者ショーペンハウエルは「すべての芸術は音楽の状態にあこがれる」といいました。
音楽には、音に情緒性を付加するさまざまな理論や表現があります。これを建築に翻訳できれば、私たちの身体と感情を聴してくれる空間が出来るのではないでしょうか。本卒業設計では、音楽から発想された 11 曲の被覆する音楽としての建築空間を作成し、聴いて、感じて、そのままにする「ゆるす」建築を指向したコンセプトアルバムを制作します。

空間の断片のプレイリスト
私達は好きな音楽のプレイリストを作るように、一年、一日、一時間というある周期のなかで空間の断片のプレイリストを無自覚に作成し、それをアルバム化しています。。
僕らは経験した空間にチューニングされていく。例えば、僕のある一日の空間の断片のプレイリストは右のようなになっています。
今日のあなたの空間のプレイリストはどんなものですか?
僕らは経験した空間にチューニングされていく。例えば、僕のある一日の空間の断片のプレイリストは右のようなになっています。
今日のあなたの空間のプレイリストはどんなものですか?

聴す(ゆるす)
「ゆるす」空間とは、音楽を聴いているような空間 ... 聴いて、感じて、そのままにしてくれる空間です。「ゆるす」とは、昔は聴覚の聴という漢字を用いて、「聴す」 と書きました。「さばく」空間に侵食された現代だから、
「さばく」空間に無自覚にチューニングされてしまう世界だから、音楽的な情景を含蓄する「ゆるす」空間こそ求められているのです。
「さばく」空間に無自覚にチューニングされてしまう世界だから、音楽的な情景を含蓄する「ゆるす」空間こそ求められているのです。

2.カデンツ
ソの和音からドの和音に移ること。終止感をもち音楽が緊張と弛緩たる所以。解決と呼ばれる。
一瞬の緊張感を与えてから気持ちの良い協和音に戻る。それは空間の抑揚、明るめるために暗める手法。、緊張により高まった期待が、解決により安定に向かう。明るく開放的な空間にいざなう前に狭く暗い空間に誘う。緊張から解放の構図を作成。すなわち闇との調和である。
一瞬の緊張感を与えてから気持ちの良い協和音に戻る。それは空間の抑揚、明るめるために暗める手法。、緊張により高まった期待が、解決により安定に向かう。明るく開放的な空間にいざなう前に狭く暗い空間に誘う。緊張から解放の構図を作成。すなわち闇との調和である。

3.偽終止
終止すると見せかけて、その期待を裏切り、動的な和音に移動すること。
緊張的な和音から、安定した静的な協和音に移らずに、ある程度安定したしかし動的な和音に移行する。
一瞬の圧縮空間から明るく開放的な、しかし動的な空間遷移である。
緊張的な和音から、安定した静的な協和音に移らずに、ある程度安定したしかし動的な和音に移行する。
一瞬の圧縮空間から明るく開放的な、しかし動的な空間遷移である。

4.シンコペーション
強拍と弱拍をずらして。自由なズレによって絶え間なく躍動感がある。肉体を揺さぶる。横滑りしながら進む拍動である。
ちらみせの論理。範囲を狭め、経路を知らせ、眺めを切り取る。変化に富んだシークエンスを織り上げる。官能的に、空間を空間単位に収めきらず、ずらす。
ちらみせの論理。範囲を狭め、経路を知らせ、眺めを切り取る。変化に富んだシークエンスを織り上げる。官能的に、空間を空間単位に収めきらず、ずらす。

5.トレモロ
同音反復の意。イタリア語でゆらぎ。
単一の高さの音を連続して小刻みに演奏する技法、ならびに複数の高さの音を交互に小刻みに演奏する技法である。同一要素の反復が、視覚と身体に小刻みな揺れを誘発し、そよ風を感じるような情動的な空間を生み出す。
単一の高さの音を連続して小刻みに演奏する技法、ならびに複数の高さの音を交互に小刻みに演奏する技法である。同一要素の反復が、視覚と身体に小刻みな揺れを誘発し、そよ風を感じるような情動的な空間を生み出す。

7.うなり
わずかに周波数の異なる2音が、鈍い響きをあげることである。うなりとは音と音との響き合い、対話である。その対話をいやとする見方もあるし、情動的とみる見方もある。が二音はうなる。これはうなりをうなりのまま聴す空間だ。脈動するような情熱的な響きを生む。
2枚の壁が狭い空間を狭め、切り取り、鋭い光を落とし込む。
2枚の壁が狭い空間を狭め、切り取り、鋭い光を落とし込む。

8.クリシェ
クリシェとは、同じ和音が長く続くとき、構成音の一つを半音・全音ずつ変化させていくこと。少しずつ変化しているがコードの響きが一瞬くらい不協和音になり、新たな情景を期待させる。
一体空間であるが、段階的に変化し、暗い圧縮空間なり、次なる空間への期待感を煽る。
一体空間であるが、段階的に変化し、暗い圧縮空間なり、次なる空間への期待感を煽る。

9.スラー
なめらかに音をつなげる。
異なる性質の空間がすらっと連続的に展開。次の空間との混じり合いから空間遷移の中で体験の変質が起きる。川の流れを聴いているような感覚。スラーが止まると、流れ溜まった感情が滝のように流れ出る。
流動的な動線と、滝のような光が私達の凝り固まった思考を解放する。
異なる性質の空間がすらっと連続的に展開。次の空間との混じり合いから空間遷移の中で体験の変質が起きる。川の流れを聴いているような感覚。スラーが止まると、流れ溜まった感情が滝のように流れ出る。
流動的な動線と、滝のような光が私達の凝り固まった思考を解放する。

10.グリッサンド
滑らかに音階を駆け上がる。急激な変化や穏やかな変化を内包し、強くエネルギッシュで高揚する感情表現だ。強弱の移行の幅も緩やかに少しずつ、あるいは急激に思い切って変化させるなどコントロールすることで、身体運動に変化を起こさせることが可能だ。
これは空間を階層ごとに分けず、ラウムプラン的に空間を駆け上がる空間遷移である。
これは空間を階層ごとに分けず、ラウムプラン的に空間を駆け上がる空間遷移である。

11.アルペジオ
和音的には静止しているが、リズム的には躍動している。一体空間であるが、重層的な連なりを感じさせる空間。律動的な空間構成である。空間遷移は透明性と不透明性を併せ持ち、明言できぬ心情変化をゆるす空間である。

time-section spiral model
これらすべての曲を t-section として表しましたが、人間はある空間の断片をあつめ、それぞれを一曲として、プレイリストにまとめますので、これらの触れる音楽を聴いたときの空間遷移の展開を t-section スパイラルモデルとして纏めました。


水力発電所と学ぶ 〜小水力発電所と河川学習センター〜 塚越智也
利根川流域ではその豊富な水を生かして生活を送っていた。しかし、大規模な発電所やダムによって川の管理・利用は地域住民の手から離れ、日常生活において川に触れる機会は少なくなり、学ぶ機会も少なくなっている。

藝纏 - 佐藤琉智
山形市は地方都市の課題を抱えるが、美大の存在が街を活気づけている。突如閉店しゴーストビル化した百貨店を美大生が住む美術館に再生し、山形における空きビルのこれからを考える提案。

突如閉店した大沼百貨店
大沼百貨店は商店街のトレードマークであったが、自己破産後にゴーストビル化し、負の象徴となってしまった。都市のスポンジ化が進む山形は建物の再生が重要になるが現状ではスクラップアンドビルドが続いている。

新しいアートとまちのあり方
芸術祭は”体験”する新たなアートのかたちであり、地元とのコラボレーションによって地域にアートを還元する。百貨店跡から山形ビエンナーレの会場にもなる新たなランドマークへ再生し、新たなアートとまちのあり方をつくる。

偕に流るる -水の都と桜堤- 菊地 悠斗
水戸藩主徳川斉昭は言った。
『庶民と偕に楽しむ園をつくりたい』
そうしてできたのが、日本三名園の一つ『偕楽園』である。
しかし400年の時がたった今、本当に偕に楽しまれているであろうか。
この桜川は、その偕楽園まで続く桜堤。
ここでは、現代の『川』の扱いに疑問を持つとともに、この桜川において、
「川」の流れ、「人」の流れ、「時」の流れを考える。
『庶民と偕に楽しむ園をつくりたい』
そうしてできたのが、日本三名園の一つ『偕楽園』である。
しかし400年の時がたった今、本当に偕に楽しまれているであろうか。
この桜川は、その偕楽園まで続く桜堤。
ここでは、現代の『川』の扱いに疑問を持つとともに、この桜川において、
「川」の流れ、「人」の流れ、「時」の流れを考える。

私たちの川、まちの川
水戸駅前のこの桜川は、歩いても楽しい、過ごしても楽しい、水戸という「まち」の川に少しづつ変わっていく。

桜堤を歩く

桜川マップ

茶屋
偕楽園の好文亭は今、カフェとして使われており、梅ティラミスで賑わっている。ここの茶屋では、桜饅頭を食べながら桜や川を楽しみ、日常のひとときを過ごす。

水戸とスケート
近年、水戸駅デッキでのスケートの事故が多発し、問題となっている。
ストリート文化であるスケートボードではあるが、場が減っているのは事実である。
ここは、スケートパークを開ける場所に作ることによって、水戸におけるスケートボードの認識を変えてもらう。
ストリート文化であるスケートボードではあるが、場が減っているのは事実である。
ここは、スケートパークを開ける場所に作ることによって、水戸におけるスケートボードの認識を変えてもらう。

縁をつなぐ川
周りとの境界空間を和らげ、コミュニケーションを誘発する日本の縁側空間。
ここでは「水辺」×「縁側」=人との縁を作る「縁川」になる。
日常的にこの桜川を利用することによって、いつの日か人と挨拶を交わす。
桜が咲く季節には、花見処として賑わう。
ここでは「水辺」×「縁側」=人との縁を作る「縁川」になる。
日常的にこの桜川を利用することによって、いつの日か人と挨拶を交わす。
桜が咲く季節には、花見処として賑わう。

桜橋
この桜川を象徴する「桜橋」。
「好文亭」の太鼓廊下をイメージしたこの橋は、水戸駅からその奥へと人を流す大事な空間。
ここの橋がつなぐのはそのような「場と場」だけではなく、多世代の滞留空間が混在する桜川の大事な根幹になる。
「好文亭」の太鼓廊下をイメージしたこの橋は、水戸駅からその奥へと人を流す大事な空間。
ここの橋がつなぐのはそのような「場と場」だけではなく、多世代の滞留空間が混在する桜川の大事な根幹になる。

水の境界線
直線的な水際の護岸を中に引き込むことによって、季節による水位の変化が激しい桜川を楽しむ。
夏はちょうど2段の段差の中の1段に水が引き込まれ、子供たちは安全な自然に触れることができる。
秋や冬は水位が低いので、段差と広場を利用したコンサート等で水際を楽しむ。
夏はちょうど2段の段差の中の1段に水が引き込まれ、子供たちは安全な自然に触れることができる。
秋や冬は水位が低いので、段差と広場を利用したコンサート等で水際を楽しむ。

溜まる
人溜まり、水溜まり、本溜まり。
溜まる場所は、何かのきっかけとなる。
ここには、本が溜まり、人が集まり。
そして、穴があり、人が溜まる。
この桜川で自分のお気に入りの場所を見つけ、水辺での読書を楽しむ。
溜まる場所は、何かのきっかけとなる。
ここには、本が溜まり、人が集まり。
そして、穴があり、人が溜まる。
この桜川で自分のお気に入りの場所を見つけ、水辺での読書を楽しむ。

川床筏
季節の水位の変化が激しいのも桜川の特徴であるが、その変化をこの川床筏で楽しむ。
筏の横にスリッドが入った柱を立て、それを斜めにすることにより、水位があがると川岸に近づく。
春は水位が高いため、桜を見に来た人たちのために出店などを開きパブリックのものに、秋は水位が低いため、ギャラリーやレンタルスペース等とプライベートな空間に変わる。
筏の横にスリッドが入った柱を立て、それを斜めにすることにより、水位があがると川岸に近づく。
春は水位が高いため、桜を見に来た人たちのために出店などを開きパブリックのものに、秋は水位が低いため、ギャラリーやレンタルスペース等とプライベートな空間に変わる。

空間 構築 家具 - 幾本聖申
住宅の本懐は内部にある。充実した内部空間を創るため、五つの構築術をもとに家具及び空間を構築していく。そして住宅の内部空間における空間的調和と視覚的快感が必要不可欠である。

第一構築術
理性的美とは対象を理解することから始まる。理解することで見えない線やつながり、文脈が読めて来るものである。対象を理解しにくく、読めないものにすることは美しさの誤魔化しており、すなわち美への詐欺である。
そして対象を理解するには要素を少なくする必要がある。
そして対象を理解するには要素を少なくする必要がある。

第二構築術 要素按配
要素を減らすには要素同士を揃えたり、繋いで考えなければいけない。そのためには、我々が日頃行っている等間隔に置くなどの整理が重要である。窓の高さや柱の間隔を揃えるなどということには、機能性のみでなく、理性的美が発生している。
要素同士が互いに揃っていることで、要素が結合し、減らされる。
要素同士が互いに揃っていることで、要素が結合し、減らされる。

第三構築術 点方向軸
家具・建築には点方軸が存在すると考えられる。点とは求心性・中心性・シンボルなどの性格をもつもの、方向は正面性・発するなどの性格を持つもの、軸は軸性・伸びなどの性格を持つものである。
現代の住宅において、これらの性格は考慮されてないと言えよう。それは建築から作られており家具があてはめられているからであるが、家具から建築を構築することで解決される。
現代の住宅において、これらの性格は考慮されてないと言えよう。それは建築から作られており家具があてはめられているからであるが、家具から建築を構築することで解決される。

第四構築術 要素積分
要素は積分されることで単純化される。
「コ」と「ロ」の字は要素としては線3本と4本であるが、多くの人は「ロ」の字を単純シンプルと感じる。これは「ロ」の字が線4本ではなく、四角1つとして認識できるからだ。これより要素を線から面へと積分することで要素は減らされることが理解できる。
これを点から線へ、線から面へ、面から立体へと積分することで、要素を単純化することが可能である。
「コ」と「ロ」の字は要素としては線3本と4本であるが、多くの人は「ロ」の字を単純シンプルと感じる。これは「ロ」の字が線4本ではなく、四角1つとして認識できるからだ。これより要素を線から面へと積分することで要素は減らされることが理解できる。
これを点から線へ、線から面へ、面から立体へと積分することで、要素を単純化することが可能である。

第五構築術 台形讃歌
家具の構成要素として、面要素を中心に考える。
最も単純な四角形として正方形がある。そこに多数の操作を可能にするため、派生系である台形を用いる。台形は水平垂直な辺を持ちつつ、斜辺もあるため多様な操作を可能とさせる。またその派生として、対角が直角な偽台形も用いる。
最も単純な四角形として正方形がある。そこに多数の操作を可能にするため、派生系である台形を用いる。台形は水平垂直な辺を持ちつつ、斜辺もあるため多様な操作を可能とさせる。またその派生として、対角が直角な偽台形も用いる。

具象化一
初めに、一人用ソファから取りかかった。
合同な二つの台形を用いる。水平垂直な面を保ちつつ、斜めの遊びを効かせた面を持つ。またアウトラインは正方形となっており、非常に美しい立面となっている。
合同な二つの台形を用いる。水平垂直な面を保ちつつ、斜めの遊びを効かせた面を持つ。またアウトラインは正方形となっており、非常に美しい立面となっている。

具象化一
互いの家具と構成は、家具と建築の軸性や方向性を揃え、アウトラインを揃えることで、全体の要素数を最小化する。


具象化二
座高と天板の高さを300mmとしている。
またフレームの基本構成は台形を用いており、ソファは等脚台形を持ちている。
またフレームの基本構成は台形を用いており、ソファは等脚台形を持ちている。

具象化二
空間には斜めのたれ壁があり、閉鎖感のある空間となっている。家具が低いことにより、閉鎖感を感じつつ、低い時の視野は奥まで通っており開放的である。

具象化三

駅前空中散歩 - 漆原東子
市民がただ手続きをするためだけの「行政のハコ」である松戸市役所に対し、松戸駅前の象徴である暗渠化したペデストリアンデッキの新しいビルディングタイプを樹木の如く絡ませ、より市民にとって身近な空間を創出する。

市のまちづくりの中心となるべき市役所を、松戸駅前を対象敷地として市民の日常に落とし込み、市民との繋がりをもたせる。
市民にとってただ法的手続きをするためだけの「行政のハコ」となっていた市役所に対し、
松戸駅前の特徴であるペデストリアンデッキの新しいビルディングタイプを絡ませる
→市民にとって、市役所がより身近な存在となる空間を形成
→→市民と行政それぞれの動きを互いに見ることができ、考えを共有する機会が沢山ある環境
→→→松戸市における「まちづくりの土台」を育てていく
松戸駅前の特徴であるペデストリアンデッキの新しいビルディングタイプを絡ませる
→市民にとって、市役所がより身近な存在となる空間を形成
→→市民と行政それぞれの動きを互いに見ることができ、考えを共有する機会が沢山ある環境
→→→松戸市における「まちづくりの土台」を育てていく

設計手法とプログラム

【配置図】 ペデストリアンデッキ
松戸駅東口(3階)から樹木のように枝を張り巡らせ、メインのデッキは目の前の大型商業施設を突き破って松戸中央公園に落ち着く。メインデッキから分裂したデッキは周囲の商業施設まで枝を伸ばし、貫入する。この「空の散歩道」には、ただの歩行空間ではなく、様々なアクティビティが顔を覗かせる。

1F平面図
エレベーターを計6箇所設置し、全てのボックスがそれらのいづれかによって貫かれている。これにより、水平移動はペデストリアンデッキを、フロア移動は階段やエレベーターを利用し満遍なく移動することが可能となる。

1F まつどま
必要最低限の備品しかない、市民が自由に使うことのできる土間的な空間。縁日を開催したら駅からバス停から次々と人が集まってくる。

3F平面図 駅の改札階から直接繋がるメイン階
市民恊働センターは市役所とNPOなどの民間団体が直接関わることのできる場所。市役所のすべての手続きは、1階と3階のどちらの総合窓口を利用しても簡単に出来る。

3F 議場
3Fのデッキから会議中の様子を覗くことが出来る。4Fの傍聴席にいる市民からみた議会はこのような様子。

4F平面図

4F バー
仕事で疲れた時は、帰宅前に1杯。

5F平面図
シェアオフィスやランドリーカフェなど、市民の生活に寄り添う機能を配置。

失われた時を求めて - 谷口颯一郎
重く冷たい把手に手をかけた瞬間、私は身震いした。時間は宙吊りになり、知覚は象徴を超え無になる。心にふと浮かんでくるのは時間の深みからやってくる記憶。もう二度と体験できないこの記憶が私の生きる拠り所となる。

記憶と希望に支えられて
人はいつまで経っても不安である。
この不安な現在を支えるのは過去と未来。
過去にあるのが記憶、未来にあるのが希望。
つまり現在の不安定の中で心の拠り所となるのが記憶と希望である。
そしてこの記憶と希望に触れることが現代を生き抜く原動力となる。
この不安な現在を支えるのは過去と未来。
過去にあるのが記憶、未来にあるのが希望。
つまり現在の不安定の中で心の拠り所となるのが記憶と希望である。
そしてこの記憶と希望に触れることが現代を生き抜く原動力となる。

Beauty is in the memory of the beholder
五感で知覚された心象が無意識のうちに体に記憶され糸で結ばれている。
この心象は遠く離れれば離れるほど強くピーンと張られ、
このほんのあと少し離れると千切れてどこかへいなくなってしまいそうな僅かな記憶ほど、
美を強烈に脚色する。
この心象は遠く離れれば離れるほど強くピーンと張られ、
このほんのあと少し離れると千切れてどこかへいなくなってしまいそうな僅かな記憶ほど、
美を強烈に脚色する。

感動にカタチはあるのか
知覚によって失われていた記憶を取り戻し、
その時間の深みに脚色された美を体験する
=感動(moved)
そのために知覚が象徴的に扱われる建築を設計した
その時間の深みに脚色された美を体験する
=感動(moved)
そのために知覚が象徴的に扱われる建築を設計した

この作品はモラトリアムに生きる私自身の人生の宣言である


逃創または建築の自発的なリゾーム~浸都における災間のジオグラフィー~ 渡邊朋也
農村地帯にできた荒川放水路.それによる並列した道路橋.その中の四ツ木橋を対象に橋と住工混在の工場としての空間資源を継承し、廃材集積とその利用を考える.橋という都市的インフラの記憶を継承しながら、河川沿いの土手を東京の地形・都市の余白として捉え、避難・防災の機能を持った新たなジオグラフィーによる創造の場の提案である.

空間資源による地理学
墨田区は、住工混在の町工場の多い地域である.特に八広墨田区地区は区内でも多い. 一方で、地域はマンションが建ち始めるなど新しい世代に突入し、その記憶は空き工場や空き家の増加とともに、薄れてしまっている。工場の空間特性は、作業や運搬のための広い間口や階高が高いことが挙げられる.時代の中で墨田に刻まれた記憶や空間である.

墨田区の要素を持つラボ
農村地帯にできた荒川放水路。それによる並列した道路橋。その中の四ツ木橋を対象に橋と住工混在の工場としての空間資源を継承し、廃材集積とその利用を考える。記憶を持った新たなラボの提案。

構造設備計画
独立基礎によって3Fまでは、RCラーメン構造である。洪水のさい、水を受け流す円柱であり、RC構造は強い建築である。建築上部は、既存の空き工場のフレームを利用し、墨田のジオグラフィーを記憶しながら、新しいジオグラフィーをつくる。洪水の際、吊り構造による建築は、舟のように荒川を眺める。一階ラボはガラス材で洪水時は、弱く積極的に壊れる。

創造の場

展望台/避難の高台をみる

Creative Workshopをみる/ 避難所
まず、ジオグラフィーとして歴史学・地形学・気候学を分析する。歴史としての工場のフレームを利用し、また海抜0メートル地域の避難所としての機能と構造・設備も併せ持つ。

ピロティをみる/物資の運搬

災害発生時に安心感を与えるランドマーク
知覚によって失われていた記憶を取り戻し、
その時間の深みに脚色された美を体験する
=感動(moved)
そのために知覚が象徴的に扱われる建築を設計した
その時間の深みに脚色された美を体験する
=感動(moved)
そのために知覚が象徴的に扱われる建築を設計した


災間を考える
廃材が集まる記憶を持ったラボとしてクリエイティブなアクティビティが行われる。一方、洪水発生そしてその後の災害までの災間において水害廃棄物がこの建築に集まりそしてまた街へと還元する。

古材の新たなジオグラフィー
災害後次の災害までの間、創造の場(ラボラトリー)は進化し、新たなジオグラフィーを記憶する.生きている建築は、災間時も新たな形への逃創またはリゾームとして荒川のランドマークとなる.

石蜻る狭間で - 青木一将
人々の関心が向きにくいという採石場という場所。社会から切り離されているこの場所において、採石場の風景、石を使うことによって現れる風景を捉えられるような建築を提案する。軸に沿った長い壁には光が落ち、採石場の風景へと導かれる。

採石場の記憶
長い年月をかけて山肌が切り取られてできた採石場独特の風景。
その風景を壁で切り取り、フレーミングすることで、それまで閉鎖的な壁の狭間から解放され、劇的空間を演出する。
その風景を壁で切り取り、フレーミングすることで、それまで閉鎖的な壁の狭間から解放され、劇的空間を演出する。

リニアな狭間にぐるりと巻き付く
二つのリニアな直線の狭間はそれぞれ山道・親水空間へと向か
い、二つの狭間の交点を中心に劇場がぐるりと巻き付く。
い、二つの狭間の交点を中心に劇場がぐるりと巻き付く。

親水空間へのアプローチ
二つの狭間は二つの軸を持ち、一つは山肌から流れ出てくる水による親水空間の軸、もう一つは採石場独特の地形を歩くための山道の軸へとつながる

語りの感触 - 根岸優衣
本計画では、科学的書物やデータ化された文字では伝わらないその場所に眠る感情を呼び起こし、「語り」としての記憶継承の在り方を考えると共に、詩に表出した感情と情景からハンセン病患者の体験の共有を試みている。

詩に表出した感情と情景
体験者の表出には、「語り」や「芸術」が存在する。そのうち詩は、文学史発展の背景から、著者の心情や見ていた情景を十分に記述していると考えられる。即ち、詩は感情の凝縮であり、患者の感情の表出、語りの役割を担う。空間を介し、患者の体験を表出させる。そして、訪れる者に空間を通して患者の体験の共有を行う。
参考詩集
「いのちの芽」「朝明け」「草津の柵」「鬼の顔」「くまざさの実」「骨片文字」「ライは長い旅だから」「トラジの詩」
参考詩集
「いのちの芽」「朝明け」「草津の柵」「鬼の顔」「くまざさの実」「骨片文字」「ライは長い旅だから」「トラジの詩」

患者たちのかつての足跡を辿る。

序章 -現状を確認する-
栗生楽泉園が開所され、患者たちが入所し始める。疾患を患い、血縁を切られ、生まれた故郷を離れ、居場所を失っていた患者たちは、この場所が彼らの新たな居場所となる。
水平方向へ広がる風景から美しく、明るいものを認識する。ここから始まる物語の序章となる。
水平方向へ広がる風景から美しく、明るいものを認識する。ここから始まる物語の序章となる。

第一章 -終わりに向かって死んでゆく-
らい予防法が施行される。明るく美しいものが暗闇の中を彷徨い、その姿を見失うさまを見る。
先ほどまで見ていた風景は失われ、長く延びる、音のない、静かな暗闇をひたすら進む。地下に潜ったその空間は、周りから遮絶される。
先ほどまで見ていた風景は失われ、長く延びる、音のない、静かな暗闇をひたすら進む。地下に潜ったその空間は、周りから遮絶される。

第二章 -現状打破/未来への希望を抱く-
治療薬プロミンが普及し始め、患者たちは希望を抱く。この囲いから出る日を夢見る。
来訪者は先に明るみを見る。通路が狭まり、暗闇が終わる予兆を感じる。
来訪者は先に明るみを見る。通路が狭まり、暗闇が終わる予兆を感じる。

第三章 -失われたものを切望する/受け入れる-
望んでいた未来はまだ遠いことを悟る。患者たちは失われたものを切望しながらも日常の小さな風景を見つけ、心を満たしてゆく。
狭く無機質な空間で来訪者は小さな窓辺を見る。冬には西から吹雪が吹付け、春には地衣類が顔をだす。
狭く無機質な空間で来訪者は小さな窓辺を見る。冬には西から吹雪が吹付け、春には地衣類が顔をだす。

第四章 -他と比較する-
患者たちは、日常が続くと次第に歪んだ意識を持ち始める。人に達しないものを見ては自己の存在価値を見出し、精神を安定させる。
来訪者は、真っ白なゆがみに吸い込まれるようにを進む。崖下を望む床ガラスが唯一歪みに気づく要素となる。
来訪者は、真っ白なゆがみに吸い込まれるようにを進む。崖下を望む床ガラスが唯一歪みに気づく要素となる。

第五章 -身体を認識する-
失われた四肢や回復した視力など身体の状態の描写が増える。
高低差のある敷地をのぼる。歩く速度や認識する物体が変化し、身体のリズムが出来がり、この場所を自らの足で歩いていた患者たちの身体のリズムと一致する。
高低差のある敷地をのぼる。歩く速度や認識する物体が変化し、身体のリズムが出来がり、この場所を自らの足で歩いていた患者たちの身体のリズムと一致する。

第六章 -過去への意識が芽生える-
入所前のことを思い出し、患者たちは過去へ意識を向け始める。
来訪者は水盤に反映した景色をみる。水平方向に続く地面と分離された場所に立ち、深い山を見る。動的なものが止まる空間で来訪者は思考を巡らす。
来訪者は水盤に反映した景色をみる。水平方向に続く地面と分離された場所に立ち、深い山を見る。動的なものが止まる空間で来訪者は思考を巡らす。

第七章 -内省/帰属場所を探す-
患者たちは故郷を回想し、療養所内から自己の帰属場所を探すようになる。
来訪者は長い階段を登り、一直線の展望台に出る。来た道を振り返り、ゆく道を見る。階段を下ると納骨堂へ続くまっすぐな道へ出る。かつて患者が歩いた道を進む。
来訪者は長い階段を登り、一直線の展望台に出る。来た道を振り返り、ゆく道を見る。階段を下ると納骨堂へ続くまっすぐな道へ出る。かつて患者が歩いた道を進む。

終章 -納骨-
患者は納骨堂に身を埋める。
来訪者の辿ってきた道筋は納骨堂へと続く。物語の終章である。
来訪者の辿ってきた道筋は納骨堂へと続く。物語の終章である。

棚田のちから - 筈井悠斗
棚田は古来から日本の原風景として親しまれてきた。高齢化などにより衰退の一途を辿る棚田を再興させることができるように、棚田の潜在的な魅力を引き上げる3つの建築を考案した。

再考 なぜ山に登るのか - 小黒俊太郎
信仰というものに対して普段はほとんど関わりを持たない。しかし、山に登った時には一瞬、神仏の存在を感じる。 この「かすかな信仰」を増幅させる山小屋を提案する。 これは自然と人間の新しい関係性の一つとなる。

構想
普段都会で生活しているときに信仰とはほとんど関わりを持たない。しかし、山に登った時に「かすかな信仰」を感じることがある。これは古代から我が国に浸透し、文化、宗教、思想の根源を成してきた山岳信仰に近いものに感じる。この「かすかな信仰」を増幅させる信仰空間を内包した山小屋を計画する。
特定の人のための趣味となった登山に埋まりかけた山岳信仰を付与することで新たな価値を生み出す
現状
現在、我が国の登山文化は危機的状況にある。
登山者の高齢化、物資の高騰、山小屋の跡継ぎ不足、趣味の多様化による登山者人口の減少。明治期以降、山岳文化を支えてきた山小屋は臨界点を迎えている。それ以前の信仰登山も同様に減少し、伝統文化と位置づけることにより客体化し保護の対象となっている。
特定の人のための趣味となった登山に埋まりかけた山岳信仰を付与することで新たな価値を生み出す
現状
現在、我が国の登山文化は危機的状況にある。
登山者の高齢化、物資の高騰、山小屋の跡継ぎ不足、趣味の多様化による登山者人口の減少。明治期以降、山岳文化を支えてきた山小屋は臨界点を迎えている。それ以前の信仰登山も同様に減少し、伝統文化と位置づけることにより客体化し保護の対象となっている。

敷地
南アルプス鳳凰三山、地蔵ヶ岳とする。
頂上に建つ巨石の「オベリスク」は古くから信仰の対象とされてきた。明治期に入り外国人がこの巨石に初めて登ったことによりこの地はクライミングの聖地と化した。
この敷地ではオベリスクに対して軸をとる。景観としては富士山、日本第二位の高峰北岳、甲斐駒ヶ岳などを望むことが出来る。
西側からの風は通年吹き、積雪は1mほどである。
頂上に建つ巨石の「オベリスク」は古くから信仰の対象とされてきた。明治期に入り外国人がこの巨石に初めて登ったことによりこの地はクライミングの聖地と化した。
この敷地ではオベリスクに対して軸をとる。景観としては富士山、日本第二位の高峰北岳、甲斐駒ヶ岳などを望むことが出来る。
西側からの風は通年吹き、積雪は1mほどである。

かすかな信仰
この信仰は特定の宗教に関するものではない。そのため儀式を行う為の空間ではない。これは私自身が登山口から山頂に至るまでの行程のなかで神や仏の存在を感じた瞬間を抽象化し建築空間に形成する。
これは、山岳信仰における「闇」に関係する。山岳信仰では闇のなかのものを想像し畏れ敬う。これは暗さに限ったことではない。富士塚は富士山に登れない人が富士山に登ったことを想像する。ここではここまでの山行を追体験しそのときにみえていた景色を想起させるものである。山という「死」さえも意識させる状況から唯一自らの「生」を保障してくれる空間では実際の登山道以上に「自分」という存在を認識し思考は深まる。
これは、山岳信仰における「闇」に関係する。山岳信仰では闇のなかのものを想像し畏れ敬う。これは暗さに限ったことではない。富士塚は富士山に登れない人が富士山に登ったことを想像する。ここではここまでの山行を追体験しそのときにみえていた景色を想起させるものである。山という「死」さえも意識させる状況から唯一自らの「生」を保障してくれる空間では実際の登山道以上に「自分」という存在を認識し思考は深まる。



民主主義の輪/輪の民主主義 - 桑原 葵
現国会議事堂は現代日本における政治-市民間の壁を象徴している。そこで、時を戻して2020年東京五輪を永田町で開催し、平等な対話という五輪の失われた理念を議事堂の権威性と対立させることで政治-市民の関係を再構築する。これからの民主主義の象徴とは、何か一つの権威的な建築ではなく、複数の不揃いな建築に囲まれたひとつの空間である。

議事堂=壁
学部四年間で経験した世界的パンデミックへの対応や東京オリンピック、ロシアによるウクライナ侵攻の影響などでは、一人の市民として、国の政治的判断が私生活を大きく左右することを実感した。しかし、選挙投票率は低いままで、政治について日常会話で触れるのは憚られる空気がある。その理由を考えると、市民が政治家に対して無関心であったり期待していなかったりする現状がある一方で、政治家も市民の生活を直視できていない現状がある。原因が相互に循環している。つまりここには、政治か市民のどちらかに原因があるのではなく、両者の間に構造的な問題、すなわち壁があるのではないだろうか。そして国会議事堂という建築は実際の政治機能を担うだけでなく、こうした壁をも象徴してしまっている。

五輪にも壁があった
オリンピックの価値とは、スポーツによって全世界の人々が様々な差異を乗り越えて対話することにある。しかし、現在のオリンピックは一部の権力者のマネーゲームとして消費されており、またそれは現代の肥大化したスタジアムが補強している。チケットの買えない一般市民はスタジアムの機能的、象徴的な障壁によって、対話の舞台から退けられ、自国開催のはずなのにどこか他人事のように受け止め、権力者と非権力者の隔たりが再生産される。こうした問題は、議事堂だけでなくこの前のTOKYO2020にも通底していた。

TOKYO2020を永田町で開催する
平等な対話という五輪の失われた理念は、民主主義の根幹に不可欠である。そこで、時を戻して東京五輪を永田町で開催することを計画する。スタジアムという暴力的な建築によって議事堂の権威は揺らぎ、五輪いう平和の祝祭によって日本政治の中心に新たな理念が挿入される。



五輪スタジアムの転用/民主政治の象徴空間
新国立競技場と同規模のスタジアムを計画する。構造はバックスペース(トイレ、縦動線など)の入るコアに集約し、屋根は三層スタンドと外周の柱によって構成されるフレームで支持する。
大会後は地下部分にある競技場機能を残しつつ、一層スタンドとコア、一部のスラブ以外を減築する。
大会後は地下部分にある競技場機能を残しつつ、一層スタンドとコア、一部のスラブ以外を減築する。

五輪スタジアムの転用/民主政治の象徴空間
新国立競技場と同規模のスタジアムを計画する。構造はバックスペース(トイレ、縦動線など)の入るコアに集約し、屋根は三層スタンドと外周の柱によって構成されるフレームで支持する。
大会後は地下部分にある競技場機能を残しつつ、一層スタンドとコア、一部のスラブ以外を減築する。
大会後は地下部分にある競技場機能を残しつつ、一層スタンドとコア、一部のスラブ以外を減築する。

開放的なコンコースと閉鎖的なコアは、市民の目を受け入れながらそれぞれに動と静の空間性を持った会議場として転用される。競技のフィールドは、平時には市民が自由に出入りする広場となり、政治家と市民が対等に共有する中心となる。

開放的なコンコースと閉鎖的なコアは、市民の目を受け入れながらそれぞれに動と静の空間性を持った会議場として転用される。競技のフィールドは、平時には市民が自由に出入りする広場となり、政治家と市民が対等に共有する中心となる。

旧態の分離/保存→超克
居抜きとなった議事堂は、古代ローマにおけるテルマエのように、人々の地位によらない対話から政治に接続する空間として転用される。左右対称の構成をそのままに、スタジアムに近いほうをスパ、反対側を温室庭園とし、各本会議場における、大臣席のひな壇や議員席のすり鉢を活かして浴場や池を計画している。温室や、スパと競技場の接続部における構造として、解体されたスタジアム屋根フレームを転用する。

旧態の分離/保存→超克
居抜きとなった議事堂は、古代ローマにおけるテルマエのように、人々の地位によらない対話から政治に接続する空間として転用される。左右対称の構成をそのままに、スタジアムに近いほうをスパ、反対側を温室庭園とし、各本会議場における、大臣席のひな壇や議員席のすり鉢を活かして浴場や池を計画している。温室や、スパと競技場の接続部における構造として、解体されたスタジアム屋根フレームを転用する。

「厨房従事者の作業動線計測による生産性への影響に関する研究」 - 金巻祐大
本研究では、某飲食チェーン店の厨房従事者を対象に作業動線を計測し、アンケートを取り、それらのデータをPython、JMPで解析することで、厨房従事者の生産性に及ぼす影響を定量的かつ客観的に明らかにした。



「繊維直交方向圧縮を受ける集成材梁の木質構造用ねじによるめり込み補強」 - 金柿大祐
中大規模木造建築のための柱梁接合部の実現に向け、木材の繊維に直交する方向への圧縮に対する補強を行う。木質構造用ねじ(ビス)を集成材梁に杭のように打ち込み補強し、補強効果を検証するために、実験を行った。

「カーボンニュートラルに寄与する都市政策に関する動向」 - 松崎明日香
二酸化炭素排出削減を目指した取り組みは世界的に様々に行われているが、その効果は明確になっていない。効果的な手段の検討のための第一段階として、先進的な都市の政策に注目し、現在の動向を明らかにする。
出典:Paris en Commun [37,48]
出典:Paris en Commun [37,48]
bottom of page
